子育て

え!??赤ちゃんが、先生!?

2019/08/02

みぃちゃん
こんにちは!
はじめまして、みぃちゃんです。

教育日本一をめざしている池田市!!ですが、赤ちゃんが先生になって授業をしている?と聞いてびっくり。どんな授業なのか見に行ってきました!

実際に、授業見学に行ってきました!

開催場所

訪れたのは、池田市のシンボル五月山のふもとにある、池田市立五月丘小学校。
阪急宝塚線池田駅からバスで10分、坂をぐんぐん登ります。
お店が立ち並ぶ駅前とは雰囲気変わり、すぐ側には、五月山公園や五月山動物園、プラネタリウムで有名な五月山児童文化センターも。

授業の流れ

9:45
赤ちゃん先生のトレーナーさんが、大きな荷物を持って、会場入り。挨拶を済まし早速会場のセッティングです。
トレーナーさんもみんな子どもがいるママ。

10:15
ママ講師集合

赤ちゃん先生

授業前、先生となる赤ちゃんたちは、各々ミルクを飲んだり、おにぎりを食べたり、腹ごしらえ。今から大仕事です♪

赤ちゃん先生

急遽、遠方の京都から駆けつけた赤ちゃん先生&ママ講師もいたようで、お子さんの急な体調不良や都合などをお互い様でカバーしあっているそう。さすがママ達のネットワーク!

 

10:45
チャイムが鳴って、早速小学生のこどもたちも会場にスタンバイ。こどもたちのワクワクが伝わってきます。

赤ちゃん先生

トレーナーさんより開始挨拶後、
音楽に合わせて、赤ちゃん先生は、ママに抱っこされながらいよいよ入場 です!
こどもたちの歓声があがりました。

赤ちゃん先生

 

自己紹介では、ママ講師が、赤ちゃんの名前と、「ワンワンと言えるようになりました。」「タッチができるようになりました。」などと、最近出来るようになったことを話します。

赤ちゃん先生

 

グループに分かれて座っている小学生たち。自分たちのグループにどの赤ちゃん先生が来てくれるのか、興味津々。自己紹介を一生懸命聞いています。

赤ちゃん先生

いざ、小学生のそばに赤ちゃん先生が来てくれる時には、赤ちゃんの名前を呼んだり、こっちこっち!と、待ちに待った様子。こどもたちの笑顔がいきいきしていました♪

早速、
「歯は何本?」とお口をのぞいてみたり、
「ちっちゃな足〜!」といいながら自分の足と並べてみて、大きさ比べ。
「すっげ!歩いた!」と、赤ちゃん先生のあとをみんなでついて行きます。

「いつ泣くの?」「ああー!よだれが出てきた!」「(ネームカードを)口に入れちゃってるー‼︎」「いないいないばぁ〜!」
など、赤ちゃん先生の示すひとつひとつの反応がとても新鮮な様子。小学生のこどもたちは終始、釘付けでした。

赤ちゃん先生

赤ちゃん先生

赤ちゃん先生

 

大勢の人にびっくりしたのか大泣きしている赤ちゃん先生も。
そんな泣いてる姿もそのまま受け止めて、「どうしたら泣き止むかな」「大丈夫だよ〜」「眠いのかな」と、赤ちゃんの気持ちをわかろうと一生懸命。

赤ちゃん先生

「いっぱい泣いてたけど、なでなでしたり泣き止んだり、たくさん泣いてすごいパワーだった!」と感想を言ってくれた子がいました。
他には「赤ちゃん先生は、立ったら手がぷにぷにでかわいかった。」「すごい眠そうだった。こっち向いたらすごい笑ってくれてかわいかった。」等と感想。

 

赤ちゃん先生

中には、泣いてる赤ちゃん先生を見て、赤ちゃんの気持ちを想像し、泣いてしまう感受性豊かな小学生もいました。
各々、身体中で、色んなことを感じている様子でした。

11:30
チャイムがなり、挨拶、終了

 

なるほど!こういう授業だったのですね!!!納得。

「赤ちゃんプロジェクト」とは?

はじまり

2010年神戸市より、「赤ちゃんの持つ力を生かした仕事を創れば良い!」との観点から「赤ちゃん先生プロジェクト」が誕生。今では全国に展開されています。

どんな人がやってるの?

その池田エリアを取りまとめておられる、トレーナーの園部 佳子さんにお話を伺いました。

赤ちゃん先生

ご結婚後、知らない土地である池田市で育児がスタート。多世代の中でこどもを育てたいと感じたことがきっかけだそう。赤ちゃん先生プロジェクトと出会い、大阪府池田エリアで活動されています。

赤ちゃん先生プロジェクトで、さまざまな地域の方とも繋がり、無縁社会を解消したい、また子育て中のママが、ママ講師やトレーナーとして活動し、どんどん元気に笑顔になったり、赤ちゃんの成長を感じられたときが嬉しく、やりがいだそうです。

ここで!いきなりですが! ライターみぃちゃんの子育て

みぃちゃん
なんでやねーん!’とツッコミが入りそうですが…
赤ちゃん先生の授業を受けてみて、思い出したんです!!!
一番下の子を出産した時のことを!

赤ちゃんが側にいるだけでパワーをもらえるあの感じ。
我が家でもそうだったなぁ〜と。

妊娠〜出産〜現在

私は4人の子育て真っ最中です。
一番上は、小学3年生。年長、年少と続き、一番下は1歳。

末っ子を出産する時、助産院での家族立会いを希望し、長男がへその緒を切りました。
願っていたとおり、みんなが起きているお昼間に産まれて来てくれた末っ子。
誕生の瞬間から、家族みなで迎え入れることが出来ました。

妊娠中、上の子たちも検診に一緒に行き、お腹の中の心臓の音を一緒に聞いたり、お腹の赤ちゃんのことを絵本を読んで想像したり。みんなこうして産まれてきたんだよ等と、いろんなお話をしてきました。
まさに、‘生’教育を。
大人になるにあたって、この経験が何かに生きてくれるかな、思い出してくれるかな等と沢山の想いをつめて。

産まれてきて、今ではもう一歳の末っ子。
毎日の成長を、家族だけでなく、おじいちゃんおばあちゃん、ご近所さん、そしてお兄ちゃん達の保育園の先生やお友達、皆に見守ってもらっています。
まだまだお世話が必要な一歳の赤ちゃんですが、人を笑顔に、元気に、幸せにする大きなパワーの持ち主です。

NPO法人ママの働き方応援隊

NPO法人ママの働き方応援隊
https://www.mamahata.net/

まとめ

「赤ちゃん先生プロジェクト」とは、赤ちゃんの持つパワーを通じて、「命の大切さ」「自分という尊い存在を知る」ことに繋がるんだな、と感動。
核家族が多く、なかなか赤ちゃんに接する機会が少ない今日、こんな活動広がればいいな、と感じました。

ライター

みぃちゃん

みぃちゃん

池田生まれ池田育ち、小中高と池田の学校に通った生粋の池田っ子です。 結婚後、東京に7年住み、今は池田で4児の子育て真っ最中。都会から戻ると改めて池田の良さに気づきました。美味しいモノと自然が大好き!!思い立ったら即行動!がとりえ?です。好きな場所は五月山♪