池田を舞台に繰り広げられるNHK連続テレビ小説「てるてる家族」(2003年9月29日スタート)にちなみ、池田のあちらこちらを懐かしい写真とともに紹介します。また、内容は随時更新します。

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(写真提供:池田市)


五月山
池田駅から北へ約15分ほどの五月山。気軽なハイキングコースを備えた、桜の名所としても知られています。観光道路(現在の五月山ドライブウェイ)が完成したのが昭和33年、同じ年五月山動物園も完成しました。写真は、昭和30年代の五月山の観光絵葉書より「秀望閣(展望台)より市内を望む」

猪名川
池田市と西隣のまち・兵庫県川西市の間を流れ、大阪湾へと注ぐ猪名川。その流域には、縄文・弥生時代の古墳や古い伝説が数多く残っています。昭和23年からは池田市・川西市共催の猪名川花火大会がスタート。現在も北摂の夏の風物詩として親しまれています。写真は、昭和30年代の五月山の観光絵葉書より「猪名川の清流」


大阪国際空港
池田市、伊丹市、豊中市にまたがる大阪国際空港。昭和34(1959)年には、大阪空港から大阪国際空港に改称し、文字通り、戦後日本の国際化の一翼を担うことになりました。写真は昭和43年ごろの大阪国際空港の様子。

伊居太(いけだ)神社
五月山公園の入口付近にある由緒あり、織姫伝説の妹姫アヤハをおまつりする神社。池田の人たちは「いこた」神社とも、また「上の宮さん」と呼びます。ちなみに、「てるてる家族」の撮影でも結婚式シーンで使われました。


栄町(さかえまち)商店街
池田の駅前から国道176号線をはさんで北側(山側 )に延びる商店街。栄町は、明治43年に開通した箕面有馬電気軌道(現・阪急電 鉄)の池田駅と昭和10年に完成した産業道路(国道176号線)によって大いに商業が発達した地区。ドラマの主人公一家が営むパン屋兼喫茶店はこの栄町商店街にありました。


呉服(くれは)神社
池田駅を出て南側(国道と反対側)を高架に沿って西にしばらく進むと大きな鳥居が見えてきます。その昔、中国から日本に織物の技術を伝えたとされるクレハ、アヤハの二人の織姫のうち、クレハをおまつりしている神社。十日戎(1月9から11日)も有名。

室町
呉服(くれは)神社近くの住宅街。明治43年日本で初めての住宅開発が行われた土地。室町住宅は当初100坪を1邸宅とし、200戸販売。頭金50円、十年月賦での販売だったそうです(明治40年当時、米10キロ1円56銭、公務員初任給50円)。


阪急電車
明治43年、大阪梅田と宝塚、箕面を結ぶ箕面有馬電気軌道が開通。これが阪急電車の始まり。今では、この路線はそれぞれ宝塚線、箕面線(石橋・箕面間)として今も多くの人々が利用しています。

〒563-0056 大阪府池田市栄町1-1(財)いけだ市民文化振興財団内
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