歴史散策コース
池田のルーツを探る旅
浪漫溢れる伝説の旅。悠久の浪漫溢れ、起源を感じさせる池田の歴史を散策するコースです!
【1】 呉服神社
呉服という言葉の発祥
機織りの技術を日本に伝えた呉服媛を祭る神社
交通の要衝として古くから発展してきた池田市には、数多くの神社・仏閣が残っています。「日本書紀」には、呉国から呉織(クレハトリ)・穴織(アヤハトリ)らの縫工女が池田にやってきたとされる「呉織・穴織伝承」があります。呉服(くれは)神社にはこの縫工女が祭られており、毎年1月には十日戎でにぎわいをみせています。
周辺の室町住宅は、阪急電鉄創始者である故小林一三氏が開いた日本で初めての郊外分譲住宅地です。
【2】歴史的建造物集積地区
池田レトロ・幸運の神の像
旧加島銀行池田支店(インテリアカワムラ)
NHKの連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインのモデルである広岡浅子が設立した旧加島銀行の池田支店の建物で、国登録有形文化財です。
旧池田実業銀行本店
(いけだピアまるセンター)
吉田酒造
【3】 伊居太神社
池田市に現存する最古の神社・「織姫伝説」にまつわる神社
池田には「中国からわたって来た呉織(クレハ)と穴織(アヤハ)という姉妹の織姫が、この地に機織を伝えた」という伝説が残っています。この伊居太神社は、その妹姫アヤハを祭った古い神社です。
地元の人々は、呉服神社を「下の宮さん」、伊居太神社を「上の宮さん」と呼び親しんでいます。
長い石段を登りると見えてくる趣のある社殿は、豊臣秀頼の命により1604年、戦国の騒乱で焼失した社殿を再建したものです。
【4】大広寺
山門の白龍が見もの♪
五月山の中腹にある曹洞宗の寺で、池田城主池田氏の菩提寺です。室町時代の連歌師・牡丹花肖柏がこのほとりに穏棲したことでも知られています。
【5】池田城跡公園
庭園も美しい、展望休憩公園
五月山やビッグハープを一望できます!
室町時代から戦国時代にかけて、池田市域一帯などを支配していた地方豪族池田氏の居城跡地を整備した公園です。
園内にある、やぐら風展望休憩舎からの眺めは、園内はもちろんのこと、阪神高速道路の新猪名川大橋(通称ビッグハープ)や池田市街地が一望できます。