星のおっちゃん!突撃インタビュー!!!
2019/10/21
こんにちは!みぃちゃんです。
‘ごじぶん(五児文)’こと、五月山児童文化センター。
(私みたいな生粋の池田っ子は、こう呼ぶんです!笑)
15時30分頃と言えば…
「よく遊んだし、そろそろ帰ろうか…」「もう眠くなったね…」などと思うママも多いのでは?一般的な子ども向け施設は、空いてくる時間帯です。
が!!!
‘ごじぶん’の15時30分は違うんです‼︎コレカラです‼︎笑
なんで?その秘密に迫ります!!
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日本一小さな、笑い声が絶えないプラネタリウム!!?星のおっちゃん、てどんな人?
五月山児童文化センター(池田市)のプラネタリムが相変わらずの人気です。2017年には「面白すぎるプラネタリウム」としてNHKの番組で紹介されました。
「思わず笑ってしまう」と子供たちに大人気のプラネタリウムを担当するのは「星のおっちゃん」。プラネタリウムで笑ってしまうってどういうこと?!星のおっちゃんて誰やね~ん?
星のおっちゃんのプロフィール
本名 西川 裕朗 さん
五月山児童文化センタープラネタリウム投映員
8年前にアウトドアインストラクターとして、五月山児童文化センターのスタッフになられたそう。
幼い頃からアウトドアには親しんでおられ、小学6年生〜高校生まで、ヨットで世界旅行に出られたご経験があるそうです。スゴイ‼︎
そして、前職は、なんと!葬儀屋さん。1級葬祭ディレクターの資格をお持ち。
落語も大好きで、毎晩お風呂でも聞いてるくらい。多才なおっちゃんです。
おっちゃんは星に詳しかったの??
「いいえ。全くの初心者。オリオン座も知らなかった!」とおっしゃってました。
前任のプラネタリウム投映員の方が定年で辞められるということで、3月に引き継ぎ、5月にはプラネタリウムの投映デビュー‼︎だったそう。
本を読んだり、色んな天文台などを訪問して、猛勉強。自分が、ゴロ合わせで覚えた時の覚え方を、プラネタリウムの番組内で紹介してみると、子どもたちも覚えてくれる‼︎ということを発見☆
もともと15時30分〜の時間帯は、‘ごじぶん’の中も人が少なく、もちろんプラネタリウムに来る人もわずかだった。だからこそ、「自分の好きなようにしてみよう!」と思えたそうです。
プラネタリウムで自撮りの顔写真を投映してみたり、大好きなマイケルジャクソンの音楽を流してみたり、思いつく色んなことをされたそう。
日本一小さなプラネタリウムのはじまり、はじまり〜☆☆☆
大人もこどもも、宇宙の入り口へ出発!
沢山遊んだあとにプラネタリウム…
暗いお部屋にリクライニングの椅子…
ちょっとスヤスヤ………zzz
なんて隙はありません!!!(笑)
ドドーン☆大きなBGMとともに、おっちゃんとの挨拶から始まります!
おっちゃん「びっくりしたひとー??」
こども達「はぁーい!!!」
おっちゃん「小さなプラネタリウムから宇宙まで響くような大きな声で、こんにちはーーー!」(^○^)
こども達「こーんにーちはー!!」
おっちゃんと会話しながらプラネタリウムが進みます。
おっちゃん「なんと20日の水曜日!大変な事が起きる!!なんと!お月様が今年一番大きく見えるんですー!!」とスーパームーンの説明。続いて、
おっちゃん「冬の六角形、お母さんが大好きなものを探してみよう!!」と冬のダイヤモンド。
出典:『冬のダイヤモンド』県立ぐんま天文台
そして、プラネタリウムのドームには、みんなが見たことある池田の街の風景が投映されました。
だんだんとお日様が沈み、お部屋も夜のようにだんだんと暗くなります。
これなら小さなこども達も暗いお部屋を怖がったりしないなぁ。
吸い込まれるように宇宙の入り口へ連れて行ってもらったかのような感覚です☆
日本一小さいからこそ「対話型」プラネタリウム
プラネタリウムといえば?
皆さんが想像するのは、大きなドームに映画館のような大きなお部屋のプラネタリウムではないでしょうか。
けれど‘ごじぶん’のプラネタリウムは、わずかドーム直径5m、座席数35の小さな小さなお部屋で投映されます。
人混みが苦手な人にも、オススメです。
こんなに小さいのに、年間12,000人もの人が訪れるという、人気プラネタリウム‼︎
小さいからこそ、工夫がいっぱいなのです!!︎
その1つが、星のおっちゃんとの対話型で進むプログラム。
子どもたちとの大きな声の挨拶から始まり、問いかけや、クイズもたくさん!
見ている子どもたちからは、自然と質問がでたり、笑い声も。終始夢中でした。
さらに、‘ごじぶん’のプラネタリウムは、決まった映像を流すのではなく、星のおっちゃんのライブに来たような、お客さんが違えば毎回違う、自作プラネタリウム‼︎
常連さんと呼ばれる子どもたちもいて、おっちゃんの質問やクイズに即答!(笑)星座や宇宙の知識を全部覚えちゃった子もいるほど。
何度行っても、毎度違った楽しみがあるんですね☆
ちなみに、大阪市立科学館のプラネタリウムは、ドーム直径26.5m、座席数300。
世界一大きな名古屋市立科学館は、ドーム直径35m、座席数350だそうです!すごー!
必ずひとつは覚えて帰れる!おっちゃんのこだわり
ただ楽しいだけが魅力ではありません。
天文のことを知り、おっちゃん独自の音楽や映像を繰り返し見て、聞いて、毎回何かを覚えて帰ることができます。
毎月のテーマがあり、先月2月は『惑星を調べる』でした。他にも『星の明るさ』や『光の速さ』『月を調べる』などがあり、基本、こどもたちにもわかりやすくお話されていますが、中には、大人も「へぇ〜、なるほど!知らなかった!」と思える内容も多々。
以前見て、私が印象に残っているのは、星座の成り立ちの神話や、なぜ天の川は夏に白っぽく見えるが冬は見えないのかという天文学のお話です。
子どもはもちろん、一緒に来た大人にも、気づきや発見をして楽しんでもらえるよう、星のおっちゃんの様々な工夫がされています。「必ずひとつは覚えて帰ってもらうで~」という星のおっちゃんの愛情を感じます。
池田発の宇宙飛行士を!!ここが『宇宙への入り口』☆
もしも将来、おっちゃんのプラネタリウムに来ていた子が宇宙飛行士になったら?
「そりゃ、星のおっちゃんに会えたから!って言うんやで、って言ってます。笑笑」と笑顔なおっちゃん。
星のおっちゃんは、子どもたちが「星や宇宙の事が少しでも面白いなと思ってくれればいいな」「このプラネタリウムが子どもたちのとっかかりや入り口になれば」という想いを持っておられます。
また、プラネタリウムだけではなく、池田駅前のてるてる広場にて、月に2回、大きな天体望遠鏡を使って天体観測が出来るイベント「いけだ星くらぶ・駅前観望会」を開催。
駅前の明るい場所で天体観測??と思うけど、「特別な場所へ行かなくてもいい」「帰り道、家の前でふと空を見上げたら見えるよ」とおっちゃん。
晴れた日には、駅前でも土星の輪がきれいにみえることも!
こういった活動を通して、子どもたちの宇宙への入り口を広げ、将来、池田発の宇宙飛行士が誕生するかもしれませんね☆
天体観測とまでは行かないけれど、おっちゃんのお話を聞いて、私も空を見る事が身近になりました☆
[池田星くらぶ]
池田駅前で大きな望遠鏡を見かけたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
第1・3木曜日、18:30〜20:00
無料です!!!
Facebook https://m.facebook.com/ikeda.star.club/?locale2=ja_JP
まとめ&おまけ
池田市のみなさん!
池田市でない方も!
一度は星のおっちゃんのプラネタリウムを観に行く価値ありです!
ベビー連れで楽しめる「よちよちプラネ」や、大人におすすめのリラクゼーションプラネタリウムも開催されています。
お子さまと、デートに、おひとり様の癒しに、ぜひ。
プラネタリウムの投影スケジュールなどはこちらで確認してくださいね!
http://www.gojibun.com/planet.html
面白いアイディア満載のおっちゃんのコレカラにも乞うご期待!
ここからはおまけですが…
2018年に突如池田市を襲撃したひよこちゃんとそれを迎え撃ったウォンバットの大決闘動画が話題になりましたが、その動画に星のおっちゃんも出てるって知ってました?
知ってた人もそうでない人もおさらいにどうぞ!
池田の大決闘「ひよこちゃん VS ウォンバット」
「池田市に突如現れた巨大なひよこちゃん!!」
五月山児童文化センター
住所 〒563-0051 大阪府池田市綾羽2-5-9
TEL 072-752-6301
FAX 072-752-8667
WEB http://www.gojibun.com/index.html
開館時間 午前9時~午後5時
休館日 月・火・祝日(こどもの日、文化の日は開館)・年末年始
最寄り駅 阪急池田駅
バス 阪急バス「池田駅(東のりば)」の3番のり場の1番バスに乗車⇒2番目の停留所「五月山公園大広寺前」下車⇒バス進行方向へ徒歩5分
のりばMAP(外部サイト)/時刻表(外部サイト)
徒歩 阪急池田駅から五月山方面へ約20分
※駐車場はないので、公共交通機関を利用して下さい。
ライター
みぃちゃん
池田生まれ池田育ち、小中高と池田の学校に通った生粋の池田っ子です。 結婚後、東京に7年住み、今は池田で4児の子育て真っ最中。都会から戻ると改めて池田の良さに気づきました。美味しいモノと自然が大好き!!思い立ったら即行動!がとりえ?です。好きな場所は五月山♪