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蝋梅(ロウバイ) ~池田のはなごよみ~

蝋梅(ろうばい) ~池田のはなごよみ~

生粋の池田っ子ライターのMomoです。
みなさん、こんにちは~!生粋の池田っ子ライター Momoです。

新しい年を迎えて、より一層寒さが増してきた今日この頃。
外に出るのもおっくうだし、ましてやお花を見ながらゆっくりお散歩しようなんて気持ちが起こらない…

という風になりがちな季節ですが、
そろそろ私の大好きなお花「蝋梅(ロウバイ)」が見ごろを迎える時期。
とっても可愛い蝋梅をみなさんにも楽しんでもらいたい!!

ということで、今回はそんな蝋梅を楽しめる地元池田のスポットを紹介します♪

蝋梅(ロウバイ)ってどんなお花?

蝋梅は別名 唐梅(カラウメ)とも呼ばれ、その名の通り中国が原産の落葉樹です。
種類によって12月頃から2月にかけて、蝋でできたような半透明の、香り高い黄色い花を咲かせます。

ウン十年前、小学生だった私は2月頃に通学路の途中に咲く、淡い黄色の可愛らしいお花と甘い香りが大好きでした♪
その甘い香りが由来になっているのか、英名では"Winter sweet”と呼ばれているそうです。(なんて素敵な名前!)

また蝋梅は玉梅(白い梅の花)・茶梅(サザンカ)・水仙と合わせて、雪の中で咲く4つの花として雪中四友(せっちゅうしゆう)と呼ばれています。

池田の蝋梅スポットは久安寺!

そんな蝋梅を楽しめる池田のおすすめスポットは「久安寺」!!
秋の紅葉の時に続いて、池田でお花を楽しむならやっぱりココです。

久安寺の蝋梅

落ち着いた静かな雰囲気の中、甘い香りとともに楽しむ蝋梅の花。

久安寺の蝋梅

晴れた日だと、蝋梅の黄色晴れた空の青のコントラストがとってもキレイですね!

ちなみに久安寺では雪が降るとこんな風景も見られるみたいですよ。

久安寺 雪の風景

池田市内では雪が降ってもこんなに積もることってあまりないので、こんな風景が見られたらラッキーですね!

久安寺とは?

今から1200年以上も昔の神亀2年(756年)に行基菩薩(奈良の東大寺の建立に携わった有名なお坊さん)によって開かれました。弘法大師も滞在して真言密教の道場として栄えた「安養院」が前身の高野山真言宗のお寺です。

久安元年(1145年)に近衛天皇の勅願寺として「久安寺」と改称された際に再興された、お寺の入り口となる『楼門』や、保延6年(1140年)に安養院が焼けてしまった際に本尊の千手観音像とともに損傷を免れた『阿弥陀如来像』国の重要文化財に指定されています。

安土桃山時代には豊臣秀吉も参拝して、お月見をしたそうですよ!境内にはその時に記念樹として植えられたかやの木があります。

2万坪に及ぶ境内では、もみじの紅葉をはじめ、紫陽花やつつじ、牡丹、蓮など1年を通じてお花を楽しめることから「関西花の寺二十五霊場」の12番に選ばれています。

"花のお寺"久安寺へ!

久安寺ではこれからの季節、蝋梅のほかにもサザンカや椿、水仙などが楽しめます。
3月頃には梅も咲くので、雪中四友のお花をすべて見ることができますね♪

新年のお参りを済ませた人もそうでない人も、季節のお花を楽しみがてら、久安寺を参拝してみてはいかがですか?

久安寺
〒563-0011 池田市伏尾町697
TEL 072-752-1857

アクセス
阪急池田駅から阪急バス (2のりば) 久安寺バス停下車すぐ
外部リンク のりばMAP時刻表
無料駐車場あり

拝観時間
9:00~16:00

拝観料
300円



次の"はなごよみ"もお楽しみに~♡

池田は大阪の中心地から電車で20分ほどなのに、豊かな自然があふれるまち♪

そんな「はなのまち みどりのまち 池田」の魅力を引き続き紹介しますので、ご期待ください!

ライター

Momo

Momo

池田生まれの池田育ち、生粋の池田っ子ライターのMomoです。魅力たくさんの池田のまちを目いっぱい楽しんでくださいね♪