織姫伝承コース

伝説ゆかりの地を巡る


「古代中国の織姫、呉織(くれはとり)、穴織(あやはとり)が、池田の地で絹織物を始めた」という織姫伝説ゆかりの神社・遺跡・施設を歩くロマン薫るコースです。

【1】 池田駅

黄金に輝く「衣被ぎの松」モニュメント

衣被ぎ画像

【2】伝承・染殿井(そめどのい)

染殿井 ひっそりたたずみ 歴史の薫り



織姫が糸を染めるために水をくんだと伝えられています。

織姫伝承の一つ。織姫が水を汲み色染めした井戸があったとされる場所。現在は記念碑と松の木があります。江戸時代の地誌である「摂陽群談」(1701年刊)や「摂津名所図絵」(1798年刊)などでは、ここで織姫が糸を染めたところと伝えています。

所在地: 大阪府池田市満寿美町

【3】 呉服神社(くれはじんじゃ)

えべっさん にこにこ笑う 呉服神社



服飾関係の方から信仰を集めています!

織姫伝承の神社。祭神は呉織(くれはとり)と仁徳天皇。通称下の宮さん。上の宮さんの伊居太神社と対をなしている。絹織物を呉服(ごふく)と称されるいわれの神社。謡曲の「呉服」で謡われている。
毎年1月10日前後の「えびす祭り」は多くの人で賑わう。
阪急池田駅から徒歩5分。

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【4】伝承・唐船が淵

唐船が淵 二人の織姫 やってきた



織姫達を乗せた船が着いた場所と伝えれています。

織姫伝承の一つ。日本書紀によると応神天皇が阿知使主、都加使主父子を呉に遣わして呉織(くれはとり)穴織(あやはとり)を伴って摂津の国武庫に帰ってきたとされている。池田ではこの場所(猪名川)へ船が着いたと伝承され、江戸時代の摂陽群談(1701)や摂津名所図絵(1798)にも記載されている。

所在地: 大阪府池田市新町~木部町

【5】伊居太神社(いけだじんじゃ)

桃山の 面影残す 伊居太神社



桃山時代の面影をとどめている、貴重な遺構です。

織姫伝承の神社。祭神は穴織(あやはとり)、応神天皇、仁徳天皇で通称「上の宮さん」。呉服神社が「下の宮さん」で対をなしている。本殿は信長に焼かれ豊臣秀頼によって再建。五間社流れ造り桃山時代建築の遺風を残す。
昔、源頼光が大江山の鬼退治祈願のために植えた「頼光松」の切株が残され、近くには「徒然草」の吉田兼好松もあったという。
拝殿ではNHKテレビ「てるてる家族」の撮影がされた。

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【6】星の宮

眠らずに 機織る姫を 星照らす



鳥居には「明星大神宮」と書かれています

織姫伝承の一つ。二人の織姫がこの場所で夜遅くまで機を織り、天から七つの星が降りてきて明るく照らしたという。これが星の宮の名前の由来。伊居太神社のお旅所で池田氏も代々支援していた。
毎年8月24日池田の「がんがら火祭り」に京都の愛宕神社から火をもらい受け、五月山に「大文字」を点火し、こどもたいまつ行列の火を収める場所となっている。
旧能勢街道に面している。

所在地: 池田市建石町

【7】池田駅

ルートマップ