日本に7頭の激レア生物!五月山動物園のウォンバットに会ってきた
2019/04/19
こんにちは!池田大好きライターのアンです。
記念すべき「うまいde池田」メディアサイト最初の記事はやっぱりこのネタ!
大阪・池田市の親善大使、アイドル、人気者「ウォンバット」に会ってきました!
2018年現在、日本にいるウォンバットは全部で7頭。パンダが9頭なので、パンダより少ないんです。そして、日本のウォンバット7頭のうち、なんと5頭が池田市にいるんです。なんか興奮してきました。
ウォンバットって何?という方も、この記事を読めばきっと会ってみたいと思うはず!
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オーストラリア生まれの脱力系ゆるキャラ「ウォンバット」
ウォンバットはオーストラリアに生息する動物です。
とってもおっとりしていて、愛らしくヨタヨタと歩きます。眠いのかな〜?と思えば、急に忙しく動き出したり、ずっと見ていても飽きないマイペースぶりが魅力です。穏やかで人懐っこいこともあり、「ウォンバッター」と呼ばれる熱いファンたちや五月山動物園を訪れる多くの人たちに愛されている池田市のアイドルです。
これまでに日本ではカピパラやアルパカがブームになりましたが、同じような「脱力系ゆるキャラ動物」として注目度が高まっています。
コアラやカンガルーの仲間です
ウォンバットはオーストラリアの南東部とタスマニア島の丘陵地などに生息しています。カンガルー目ウォンバット科に属し、カンガルーやコアラなどと同じ有袋類に分類されます。夜行性なので、昼間は巣穴で過ごすことが多いです。
耳が小さく、体が丸っこいのが特徴で、全身の体毛は荒めです。鼻に毛は生えていません。体長は1メートル程度で、体重は20-30kg。
普段はゆっくり歩きますが、本気を出せば、なんと時速40キロで1分以上も走り続けることができるそうです。自転車を追い抜くことができるスピードです。見た目から想像できないこのギャップ!ついつい夢中になってしまうウォンバッターたちの気持ちが段々わかってきました。
どんな性格?
(出典:五月山動物園スタッフブログ)
ウォンバットは、とても人懐っこく、のんびりしていて温和な性格です。野生のウォンバットでさえ人間に興味を持って近づいてくることがあるらしく、あまり警戒心がない動物のようです。
野生のウォンバットは寿命が5年程度といわれていますが、動物園で飼われるウォンバットは20年以上も長生きをすることがあるようです。
きっと人間との相性が良いのでしょうね。五月山動物園のウォンバットたちも、ぜひ長生きしてね〜。
何を食べるの?
ウォンバットは草食です。草や花、樹木の根や皮などを食べます。
実際は、サツマイモ、ニンジン、かぼちゃ、リンゴ、パン、アーモンド、草食用ペレット、青草、干し草、焼き海苔など何でも食べるそうで、五月山動物園でもいろいろな種類の食べ物をあげているとのこと。
ウォンバットの食べる姿がかわいいとファンの間でも評判です。
ウォンバットのもぐもぐタイムが見れるかも?
五月山動物園ライブカメラ「ウォンバットてれび」なら食いしん坊のウォンバットたちのモグモグタイムが見れるかもしれません。ぜひこちらからご覧ください。
⇒五月山動物園「ウォンバットてれび」
ウォンバットの武器は「おしり」!?
ウォンバットは身を守るために巣穴で生活しています。体に脂肪が多いので肉食動物に狙われやすいのですが、そんな彼らが身を守るときに使うのが固〜い「おしり」なのです。
ウォンバットのおしりには固い骨があります。この骨を使って、巣穴に入ってきた外敵を攻撃するのです。外敵は、ウォンバットのおしりにかみつくなどして攻撃しますが、ウォンバットは頑丈なおしりを振り上げて、「ゴン!」という凄い音がするほど強烈にアタック。固いおしりと巣穴の天井に押し潰されてしまった外敵が死んでしまうこともあるそうです。
五月山動物園ではゆる〜く生きていますが、たくましく生きる術を知る野生の本能を秘めているのですね。頼もしいです。
ウォンバットの婚活を応援するアイドルユニットがいるらしい!
日本にわずか7頭しかいないウォンバット。繁殖のために婚活が必要です。
なんと、ウォンバットの婚活を応援している「婚活系飼育女子」アイドルユニットがいるらしいので、調べてみました。
それは「Keeper girls(キーパーガールズ)」という3人組みのアイドルユニットで、オスのウォンバットの「フク」のパートナーを見つけるために五月山動物園のPR活動を頑張っているそうです。初代メンバーは「まりぃな」「ことちゃん」「あづにゃん」の3名。
自分たちの婚活を応援してくれるアイドルユニットがいるなんて、池田市のウォンバットは幸せ者ですねー。本人たちはわかってるんかな〜?
婚活がうまくいって、そのうち五月山がウォンバットが溢れかえってたりして(笑)。
五月山動物園公式PRアイドルユニット「Keeper Girls」オフィシャルサイト
http://www.keepergirls.com/
五月山動物園(大阪府池田市)
1957年(昭和32)、五月山公園の一角に池田市の児童・幼児の自然学習や情操教育の一環として、宮城県牡鹿郡金華山から動物を移入して飼育し始めたのが五月山動物園の始まりです。
その後、さまざまなご縁と努力によりウォンバットを迎えるに至ります。
世界で2例目!ウォンバットの繁殖に成功。
池田市は昭和40年(1965年)にオーストラリア・タスマニア州ローンセストン市の姉妹都市になりました。そして、平成19年(1990年)に動物親善大使として、タスマニア島のワイルドライフパーク動物園から五月山動物園へやってきたのがウォンバットです。
ワイン(オス)、ワンダー(メス)、ティア(メス)の3頭で、その可愛さから一躍人気者になりました。
2年後、ワインとワンダーの間にメスの赤ちゃん「サツキ」が生まれ、その翌年にもメスの赤ちゃん「サクラ」が生まれます。
ウォンバットの繁殖は日本初で、世界でも2例目という大快挙でした。
そんなウォンバットたちは今、五月山動物園で5頭が暮らし、多くの人たちに愛され、池田市の親善大使としても活躍しています。
入場無料でウォンバットに会える!
みなさんもぜひ五月山動物園のかわいいウォンバットたちに会いに行ってください。なんと入場は無料。
お子様連れでもカップルでも楽しんでいただける超おすすめスポットです。
五月山動物園
住所:大阪府池田市綾羽2丁目5-33
開園時間:9:15~16:45
入園料:無料
休園日:火曜日
電話番号: 072-752-7082
Web: 五月山動物園オフィシャルサイト
交通アクセス:
阪急宝塚線・池田駅から ①阪急バスで約10分 ②徒歩なら約15分 です。
お車の場合は駐車場を利用してください。(第1〜3駐車場合計で160台)
24時間ウォンバットをライブ中継
五月山動物園は「ウォンバットてれび」を公開しています。
24時間いつでもWEBでウォンバットのライブ映像を見ることができます。
今ウォンバットは何をしてるかな〜?すぐにチェックしてみてください。
⇒ウォンバットてれび
まとめ
今回の調査でわかったことをまとめます。
①全国に7頭しかいないウォンバットうち、5頭が池田市の五月山動物園にいる。
②ウォンバットはその人懐っこい性格やかわいい見た目から、多くのファンに愛されている。特に熱心なファンは「ウォンバッター」と呼ばれている。
③五月山動物園は入園無料。2〜3時間、十分に楽しめる。
④ウォンバットの映像が「ウォンバットてれび」で24時間ライブ配信されている。
⑤ウォンバットには、婚活を応援してくれるアイドルユニット「Keeper Girls」がいる。とても贅沢だ。
大阪府下でありながら豊かな自然が残る五月山。その麓にある五月山動物園へおでかけして、ウォンバットと触れ合ってみてください。きっと素敵な癒しの時間を過ごすことができます。
当メディアでは可愛いウォンバットたちをこれからもご紹介します。次の記事にもご期待ください。
ライター
アン
池田大好きライターです。大阪府池田市には素敵なおでかけスポットがたくさんあります。私のおすすめなら間違いなし!